4月8日(金)

知的障害基礎講座
自閉症基礎講座@
 より障害について理解するために、新年度始めに職員を対象にした「知的障害講座」と「自閉症講座」を行いました。障害の病理や、そこからどのような特性が生まれるかについて等、講師の実践事例を交えた分かりやすい説明がありました。職員は「うんうん」とうなずいたり、熱心にメモを取ったりして、新年度の指導に生かそうという熱意が見られました。
 当校では、今後とも障害理解に関わる研修を年間を通し行っていきます。
 
 5月2日(月)


車椅子・バギー避難練習
防災用品研修
  「エレベーターが使用できない場合の車椅子・バギー児童生徒の避難」の練習と、防災用品の使い方の練習を行いました。4人組で階段の昇降を行う際、乗っている人に恐怖感や危険を感じさせないよう高さをそろえて運ぶ、というポイントを考えながら行いました。防災用品研修では、学校内にある防災物品(発電機ランタン、防災ラジオ等)を準備し、実際に使用したりしながら緊急時にあせらず使用できるよう練習しました。
 災害時に子供たちが安全に安心して待機できるように、緊急時の訓練の重要性を感じました。
 
 

6月10日(金)
進路研修部
スマホ・ケータイ安全教室

  PTA進路研修部主催の「保護者のためのスマホ・携帯安全教室」、情報部主催の職員向け「スマホ・携帯安全教室」を開催しました。当日はNTT ドコモの方を講師としてお招きし、携帯電話がはらむ危険性や情報モラルについて講義をしていただきました。広く普及してきたスマートフォンですが、ネット世界と簡単につながってしまうだけに、正しい使い方を知らないと大きな被害を被ることもあります。大人がこのような知識をもち、子供たちに指導していく必要があります。  
 

8月2日(火)
自立活動研修

 今年4月より、「障害者差別禁止法」が施行され、学校でも個人に合わせた合理的配慮を提供することとなりました。個人の障害特性に応じた支援を行うためには、「自立活動」の指導内容を熟知する必要があると考え、自立活動の研修を実施しました。 研修では、自立活動の6区分26項目の具体的な内容について再度確認し、それを指導計画にどう盛り込むのか、実際に演習を行いました。本人の困り感をしっかりと見取り、「長期的にどのような力をつけていけばよいのか、その根拠はどこに記されているのか」を学習指導要領をめくりながら考えていきました。  
 

8月24日(水)
情報教育研修(iPadとExcel)

 夏休み期間を利用して、情報研修を行いました。今回は、児童生徒の支援に使うことの多い「iPad」と「Excel」について研修を行いました。研修では、子どもたちが楽しめるようなアプリについて、いくつかの紹介がありました。次に「key note(キーノート)」という、プレゼンテーション資料を作成できるアプリの体験を行いました。iPadで撮影した写真や動画、ネットの画像等を入れながら簡単に資料が作成できることを学びました。Excel研修では、日々の事務に生かせるワザをたくさん学ぶことができました。この学びを、2学期からの授業や支援に生かしていきたいと思います。  
 

8月26日(金)
消防訓練
消火栓・消火器の使い方

 安全部の企画で、毎年実施する消防訓練を行いました。今回は「なるべくリアルな状況を体験する」という目的で、実際に炎が出る装置を使って訓練を行いました。「消火栓の使い方」訓練では、消防士の方から使用方法をレクチャーしていただいた後、2人組になって放水の練習を全員が行いました。「消火器の使い方」訓練では、火が出た現場に居合わせた2人という設定で、火の根元をめがけて消火器で消す練習をしました。本物の火は数m近づくととても熱く、恐怖心を覚えました。そういった状況の中でも、延焼させないために初期消火がとても大切なことを学びました。  
2・3学期(9月〜1月)

1人1公開授業研修
今年も昨年同様、「子どもたちのできる力を育てるための授業作り」を行っています。今年は「1人1授業実践」ということで、教師一人一人が指導内容や指導方法を明確にもちながら授業作りを行います。そのうち6本は、指導マニュアル(指導プログラムと検定票)を作成し、学部で検討や協議を行いました。授業公開を通して、指導内容や支援の手立て、評価の方法の妥当性を共通の視点で考え、各自の授業作りに生かしていきます。  
 12月26日(月)
魚沼地区特別支援教育学会
 今年も「魚沼地区特別支援教育学会」が当校を会場に行われました。今年は魚沼地区5校の特別支援学校と柏崎特別支援学校の計6校からポスター発表がありました。当日は36本の授業実践ポスター発表と、教材・教具、ICT教材、書籍等、特別支援教育に関する様々な資料が提示され、130人を超える参加者の皆様の熱気に満ちた会となりました。会場に設けられたCAFEスペースでは、ほっと一息つきながら参加者同士で語り合ったり、ゆっくりと書籍を読んだりする姿が見られ、参加者の皆様にとって有意義な時間となったようでした。